年明けから、私の勤務先が副業を認め、届け出れば原則OKとなっています。
その制度を利用して個人事業主をやっているわけですが、本業では総務に異動したので、副業の届出を受け付ける側になっています。
さて、今日投稿された、あるブログが話題になっているのでこちらでも紹介しておきます。
■「時間外」に「好きなこと」で副業。これって、何か問題あるかなぁ? | サイボウズ式
自分も働く側としては、この意見に概ね賛成で、そもそも事業者(会社)が労働者に対し、労働以外の部分に口を出すのがどうなのか、というのが本心に近いです。
ただもう一方では、会社の総務で従業員を管理する立場としては、従業員の副業によって会社が法制度に違反した状態となっていないか、という問題はあります。
(例を一つあげると、本業と副業の労働時間の合計が法定時間を超えた場合、割増賃金の未払が発生している可能性がある、などです)
そういったことを勘案すると、届け出た上で副業を許可、というのはよい落としどころではないかと考えています。
ここからは与太話に近いですが、副業を絶対に認めないとする経営者は、従業員を支配下に置きたいのだろうか、と思いますね。
ちょうど、恋人を束縛するようなもので、従業員の「副業」は浮気されたり、二股をかけられたりしているように感じているのかもしれません。
(転職は、完全に自分を捨てて、別の恋人に走った、ということになるのかな?)
経営者がそこまで従業員を束縛するなら、一生面倒を見る(解雇もせず、会社も潰さず)べきだと思うのですが、従業員としてはそこまで面倒を見られるのも逆に困りものかもしれません。
やはり、会社は従業員を束縛しすぎないのが良さそうですね。